ギャラリー
2010年01月09日
「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」に行ってきました
北九州市立美術館で開催中の「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」に行ってきました。
昨年の「浜田知明展」に続いて二回目です(浜田知明展はホントに良かった!)。映画DEATH NOTEのロケでも有名でしょうか?
1月3日の冬休み最終日に行ったのですが、以外と人が多かった。年配の方が多かったような。
内容ですが、「クリムト、シーレ」と銘打っている割には二人の作品点数は少なく、ウィーン美術史に関わりのある画家の作品が中心でした。ただ、クリムトとシーレの絵画を生で見られるのはなかなか無いことなので、今回初めて生でみることが出来てとても感激。
久しぶりの絵画展で改めて感じたことは、額縁の装飾がスゴイという事(笑)。クリムトの《パラス・アテナ》にはクリムトっぽい金(メッキ?)のフレームにクリムトフォントと言いましょうか、クリムトの作品に出てきそうな書体で文字がエンボスで浮き出ていました。クリムトは金細工職人の息子だと聞いたことがあるので、自分でやったのかな…。額縁職人とかが居るのでしょうか…?
クリムトの《愛》という作品の額縁も立体的で凝ってました。絵画自体も三分割されて屏風のような感じ。
いつものように図録を買おうと思いましたが、額縁がトリミングでカットされてるので買うのやめました。。
学生時代は断然エゴン・シーレが好きだったんですが、最近はクリムトの方をもっと見たいと思うようになりました。あー、もっとクリムトが見たい!