映画

2010年01月20日

映画『かいじゅうたちのいるところ』の感想

映画『かいじゅうたちのいるところ』を観てきました。

「かいじゅうたちのいるところ」のフィギュア

かいじゅうたちの世界では数日過ごしているのにご飯を食べてないし、母親のところに戻ってくる時オオカミの着ぐるみがあんまり汚れてなかったり、時刻が夜の23時くらいってことは、すべてアレックスの頭の中での冒険なんだろうなぁと勝手に解釈。ま、そんなことはどうでもよくて、ひたすらかいじゅうたちのリアルな世界に引き込まれました。
リアルと感じさせるのは、フルCGでは無い着ぐるみのかいじゅうとの撮影にこだわった事と、かいじゅうたちの細かな動きと表情(表情はCG)の賜物では。鼻の下がちょっと濡れていたり、涙ぐんだり笑ったり、ホントに感受性豊かな子どものような表情です。
そうそう、どっぷりファンタジーでは無くてリアルさを感じられました。もう冒頭の10分ですでに涙ぐんでしまいます。

雑誌「TVブロス」のインタビューで監督のスパイク・ジョーンズが“Wild Things”の訳が“かいじゅうたち”というのは「それって詩的じゃないし、ちょっと違う」と答えていたけど、そうなのかな。英語わからないので何とも言えないけど。

映像も編集も良かったけど、音楽が素晴らしすぎます。パンフによるとヤー・ヤー・ヤーズのKAREN Oがほぼ手掛けているそうです。

家に“キャロル”と“ザ・ブル”のフィギュア(2000年 Mcfarlane Toys製)がありますが、ザ・ブルは登場人物の誰ともほとんど絡まず、最後にやっとアレックスと会話したくらい。絵本の表紙になってるのにね。。(恥ずかしながら絵本は未読で、フィギュアの完成度に思わず買ってしまった!)



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